アイルランドワーホリブログ~ホームステイを終えて引っ越しました~

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ireland-thumbnail アイルランド

みなさん、こんにちは!ゆっぽです。

筆者がアイルランドでのワーホリ生活を始めてから早くも2週間が過ぎました。

ゆっぽ
ゆっぽ

新しい生活に慣れるので精一杯で、毎日があっという間に過ぎていくよ~!

元々ホームステイを2週間という期間で申し込んでいたため、今週から新しいおうちで生活を始めることになったのですが、アイルランドでの家探しはとても大変と前々から聞いていたので、正直なところ2週間という短い期間で家が無事に見つかるかどうか、筆者も不安でいっぱいでした。

結論から言うと、運よく素敵なおうちに巡り合うことができたのですが、このおうちにたどり着くまでの道のりは聞いていた通り、決して平坦なものではありませんでした。

そこで今回は筆者がホームステイ中に体験したアイルランドでの家探しの実態について、みなさんとシェアしていきたいと思います。

この記事を読むことで、アイルランドでの家探しの際に気を付けたいポイントや理想のおうちに巡り合うためのコツについて知ることができますので、これからアイルランドへ渡航予定の方はぜひ最後まで読んでいっていただけると嬉しいです。

それでは、どうぞ!

アイルランドのホームステイ生活

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オーシャンフロントの素敵なおうちで生活をしていました。

今回筆者は、渡航前にHomestay.comというウェブサイトを利用して事前にホームステイ先を確保してからアイルランドへ渡航しました。

ホームステイを選んだ主な理由はアイルランドでの家探しはどこの国よりも格段に大変だと聞いていたのと、筆者よりも先にワーホリで渡航した先輩方もほとんどが初めの1~2か月はホームステイというかたちを取っていたことが挙げられます。

ゆっぽ
ゆっぽ

普段は安いホテルに一週間くらい泊まってその間に家探しをするんだけど、今回ばかりはそう簡単にいきそうになかったので筆者も先輩方の例にならってみたよ♪

筆者が2週間お世話になったホストファミリーはフランス人のホストマザーとアイリッシュのホストファザーという国際結婚カップルで、24歳のお姉さん(オーストラリアで生活中)と21歳の妹さんの2人のお子さんがいらっしゃる、とても素敵なご家族でした。

おうちは部屋からオーシャンビューが堪能できる絶好のロケーションに位置しており、近所にはU2のボノさんの別荘やアイルランド出身の女性歌手、エンヤさんのスタジオなども建っています。

ゆっぽ
ゆっぽ

まさにアイルランドの田園調布みたいな場所に滞在させてもらってとても夢みたいな2週間だったわぁ~♪

ホームステイ中はホストファミリーと買い物に行ったり、一緒に晩ご飯を食べたり猫と遊んだり、とにかくゆったりと穏やかに生活することができて筆者もとても居心地の良い2週間を過ごすことができました。

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この素敵な景色ともお別れです。

アイルランドで生活するにあたっての基本的な情報を教えてもらえたり、おすすめの観光スポットや一人で出歩くには注意した方がいいエリアなどについても教えてもらえるので、初めての海外生活で色々と不安があるという人には特にホームステイをおススメしたいです。

筆者は今回、予算などの関係もあって2週間という限られた期間でしかホームステイ生活を満喫することができませんでしたが、アイルランドワーホリにおいては他の国とは違って、資金に余裕があればやはり最低でも1か月程度はホームステイを申し込んでおいたほうが無難だと強く感じました。

アイルランドでの家探しは大変?

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unsplashより抜粋

ホームステイ中の2週間はとにかく家探しに没頭すると決めていたので、筆者も到着後からさっそくダブリン近郊の物件を探し始めましたが、アイルランドでの家探しが他のワーホリ人気国と比べても圧倒的に大変な理由は主に以下の3点が考えられます。

家探しに役立つウェブサイトが実際のところ一つしかない

アイルランドでの家探しに活用するであろうウェブサイトは、日本語対応のものだとMixB、英語版だとdaft.ieRent.ieといったものがあるのですが、このうち実際に使用するのは英語版のdaft.ieがほとんどの割合を占めます。

というのも日本語対応のMixBではシェアメイト募集ではなく、家を探していますという掲示が広告の90%を占め、Rent.ieもその物件の中身はdaft.ieとほとんど変わらないからです。

ゆっぽ
ゆっぽ

Rent.ieから内覧予約のメールを送っても実際はdaft.ieにリダイレクトされて送られるという現象が起きるので、どちらを使っても結局は同じということだね!

オーストラリアやニュージーランドといったワーホリ人気国であれば、日本語版と英語版でそれぞれ物件数も豊富な家探し情報サイトが存在するのですが、アイルランドでは実際に機能しているのはこのdaft.ieというウェブサイトのみになりますので、物件を探している候補者は基本的に全員このウェブサイトからアクセスをすることになります。

希望に見合った条件の物件が圧倒的に少ない

daft.ieには毎日新着の物件情報が次々と更新されるしくみになっているのですが、アイルランドの物件はなぜだか住める期間が1か月だったり3か月だったりと短期間のところが多く、ワーホリ渡航者のように1年間滞在する予定の人たちにとってはあまりふさわしくない条件の物件が多いです。

また、これはアイルランドに特有の現象ですが、いわゆる平日の5日間だけ物件を貸し出して、週末は別のところで過ごしてもらうというスタイルを取っているシェアハウスも非常に多いです。

ゆっぽ
ゆっぽ

こういったタイプのおうちはどうやら地方から都心の大学へ通っている学生などを対象としているみたいだね!

全ての条件に当てはまる完璧なおうちを探そうとすると一生見つからないので、せめて住める期間と場所くらいは確認してから応募をしたいところですが、たったこの2つの条件だけでも選べるおうちの選択肢というのは悲しいことにだいぶ狭まってしまうのがアイルランドでの家探しの難関です。

競争率が高すぎて内覧にすらたどり着けない

せっかく良さそうな物件を見つけて内覧希望のメールを送っても、びっくりするくらい何の音沙汰もないのがアイルランドの家探しにおける最もやっかいな問題です。

筆者もはじめは誇張しているだけだろうと高を括っていたのですが、正直なところ、ガチで20件くらいメールを送ってもそのうちの1件が返ってくるかこないかくらいにまぁサッパリ返事がきません。

ゆっぽ
ゆっぽ

思わず就活時代のお祈りメールラッシュを思い出してしまったわ…

この背景にはアイルランドでは家探しの需要に対して供給数が圧倒的に足りていないという実態があり、もはや地元のアイリッシュですらシェアハウスを見つけるのに苦労しているという厳しい現実があります。

ゆっぽ
ゆっぽ

住宅の値段が数十年前とは比べ物にならないほど高騰した結果、もはや一人で部屋を借りて住むというのはアイルランドでは相当なお金持ちじゃない限りは不可能になりつつあるよ…

そんな状況が続いた結果、今では一件の募集広告に対して100件超のメールが殺到してしまうまでに需要が溢れかえる事態となってしまいました。

家を貸し出す側も100件のメール全てに目を通すことなどもちろんできないので、その中から選び抜かれた猛者たちだけが内覧という次のステップへの権利を勝ち取ることができるというわけです。

Viewing(内覧)へ行けるようにするにはどうすれば良いのか?

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unsplashより抜粋

家探しを始めて一週間くらい経つと、なんとなく家探しにおけるコツのようなものがつかめてくるので、あとはそれをうまく利用して希望の物件からの返事が来るように工夫をすることが大切になってきます。

筆者が家探しにおいて内覧へたどり着くために、個人的に重視していたのは以下のポイントです。

Viewingへこぎつけるために気を付けるべきポイント
  • 新着の物件が出たらなるべくすぐに応募をする(できれば12時間以内)
  • 内覧希望のメールには自分のプロフィールをできるだけ詳細に記載する
  • 住める期間や引っ越し可能日に関してはなるべく柔軟に対応できる旨を伝える
  • 家賃を支払うだけの十分な資金があることをアピールする
  • 仕事や学校でほとんど家にいないであろうことをさりげなくアピールする

ほとんどの物件は募集を載せてから一日以上経ってしまうと、募集を打ち切ってしまいその後のメールに返信をすることはありません。

そのため、新着の物件情報を数時間おきにこまめにチェックして、少しでも気になる物件があったらすぐにメールを送ることが重要です。

また、相手はあなた自身がどういう人間かをできるだけ詳細に知りたがっているので、メールを送る段階でご自身のライフスタイルや趣味、性格などについてもできるだけ詳細に記載するようにしましょう。

そして学生ビザの方は特に注意したいところですが、家賃が少し高めの物件だと、相手は候補者に支払い能力がきちんとあるかどうかという点を気にする場合があります。

したがって、渡航時に十分な資金を持参している旨を伝えて、少しでも内覧に行ける確率を上げておくことも大切です。

また、人によってはシェアメイトに一日中家にいられることをあまり好まない家主もいますので、ワーホリにしても学生にしても、なるべく家の外で過ごす時間も設けるようにするとより効果的でしょう。

契約~引っ越しまで

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引っ越しの日にホストマザーが写真を撮ってくれました。

筆者もホームステイ中、全部で5件の内覧へ赴き、運よくそのうちの一件のおうちに住めることになりました。

内覧へたどり着けた件数は5件ですが、メールを送った数は恐らく100件近くに上ると思います。

また、内覧まで行ってかなり手ごたえを感じたにもかかわらず、最後の最後で選ばれなかったりとかなり大変な思いもしました。

それだけではなく、場所によっては過去の職歴に関する書類や銀行の残高証明書の提出を求められたケースもあり、アイルランドでは家探しも仕事探しと同様、選ぶ側ではなく選ばれる側なのだということを改めて実感しました。

ゆっぽ
ゆっぽ

中には数十人単位で集団ビューイングを行う物件もあるらしいよ!

筆者が今回引っ越した新居にも、当初は応募開始からほどなくして40件ものメールが殺到したそうですが、ラッキーなことに筆者が内覧へ訪れた一番最初の候補者であったため、それが決め手となったようです。

ぬっぽ
ぬっぽ

善は急げっていうけど本当にラッキーだったね♪

ゆっぽ
ゆっぽ

ほんとそれな!というか今回はもう登場しないかと思っていたけどやっぱり出てきちゃうのね。

ぬっぽ
ぬっぽ

アタイを待ってるファンがたくさんいるんだから当然じゃない♪

引っ越し当日、車でシェアメイトの女性に迎えに来てもらった筆者は、2週間お世話になった素敵なホストファミリーに別れを告げ、新たな街で新たな仲間と新たな生活を始めることになりました。

短い時間ではあったものの、素敵なおうちとサヨナラするのはやはりとても名残惜しいものがありましたが、なにはともあれ、ホームステイ中に無事に住む家を見つけることができて今はホッとしています。

まとめ

アイルランド人は日本人にあまり馴染みがないうえに、現地で職も手にしていない渡航したてのひよっこがネイティブスピーカーに交じって家探しをするというのは本当に大変なことなので、これからアイルランドへ渡航されるみなさんも予備知識としてこのことをよく頭に入れておいていただければと思います。

そしてはじめのうちは全く返事が返ってこなくても、辛抱強く送り続けているうちにきっとそのうちの何件かから反応をもらえるはずなので、くじけそうになっても強い心持ちでアイルランドでの家探しに励んでいただければと思います。

今後もアイルランドでのワーホリ生活の様子をリアルにお届けして参りたいと思いますので、もし宜しければ引き続き、次回以降の投稿もお待ちいただけるととっても嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ではまた、See you soon!

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