みなさん、こんにちは!ゆっぽです。
前回の投稿では、オーストラリア学生ビザ取得の一番の要となる、GTE statementの書き方ついてお話をさせていただきました。
今回の記事では、学生ビザの本申請にあたって特に初心者の方がつまずきやすいポイントについてみなさんとシェアしていきたいと思います。
この記事を読むことで、オーストラリア学生ビザ申請で気を付けたい注意点や事前準備に関しても網羅することができますので、今後筆者と同じようにオーストラリア留学をお考えの方はぜひ最後まで読んでいっていただけると嬉しいです。
それでは、どうぞ!
オーストラリア学生ビザ申請の手順
それではここからは実際にオーストラリア学生ビザの申請手順について、初心者の方がつまずきやすい項目を中心にお伝えしていきたいと思います。
必要書類を準備する
まず、オーストラリア学生ビザの本申請はオンライン上で行うのですが、申請にあたって事前に準備しておくと役に立つ情報を下記にまとめておきます。
準備段階でこんなにたくさんの書類が必要なのね。
オーストラリアの学生ビザ申請は年々審査が厳しくなってきているからね…中には書類を取り寄せるのに1~2か月かかってしまうものもあるから、このあたりに関しては早めに準備しておきたいところだよ。
書類をお手元に準備できたら、いよいよ申請プロセスに入っていきますが、一点注意点として挙げておきたいのが、学生ビザの申請はスマホやタブレット端末からではなく、必ずパソコンを使用して行っていただきたいということです。
スマホやタブレットから操作を行うと、稀にエラーが発生することがありますので、せっかくの苦労を無駄にしないためにも、万全を期してPCから申請されることをおすすめします。
ImmiAccountにログインする
オーストラリア学生ビザのオンライン申請は、ImmiAccountと呼ばれる専用のページから全て行います。
申請段階でまだご自身のアカウントをお持ちでないという方は、まずは下記のURLにアクセスしてアカウント登録を済ませておきましょう。
ImmiAccountにログインすると、“New application”というボタンがあるのでそこをクリックし、ビザのタイプは“Student visa(500)”を選択して次へ進もう!
操作方法と文字入力について確認する
オンライン申請をしていくにあたり、画面上で新たに情報を加えたり、修正をする必要が出てくると思います。
そういった際には基本的に画面上の”Add”もしくは”Edit”のボタンを押してから次へ進むようにしましょう。
また、画面上で何かしらの変更を加えたときには必ずその都度画面左下に出てくる”Save”のボタンをクリックして保存してから次に進むのを忘れないようにしましょう。
文字入力に関しては”英数半角”および”大文字”入力ができるように、あらかじめ設定を変更しておくことをおすすめします。
オーストラリア学生ビザ申請の各項目について
ImmiAccountにログインし、申請をスタートさせるとまずはじめに上記のような画面が出てきます。
ちょっと待って…全部で25ページですって!?
そうなんだよぬっぽ…ここからは長い長い戦いになるから覚悟して挑まなければならないよ。
なお、今回は申請内容を1ページごとに全て詳しく解説することは難しいため、ここでは特に入力が複雑で面倒な項目のみに絞って解説をしていきますので、あらかじめご了承ください。
配偶者や子供、その他の家族メンバーに関する情報
申請を進めていくとまず最初につまずくであろう項目が、家族に関する詳細情報を記入する欄です。
ここでは申請者ご本人の家族構成にもよりますが、主に以下のような項目について記入をすることが求められます。
筆者の例では配偶者と子どもがいないため、両親と兄弟の情報についてのみ記入をしましたが、一緒に渡豪する、しないに関わらず、配偶者や子供の情報を細部にわたって記入する必要がありますので、あらかじめこれらの詳細が分かる書類をお手元に準備しておくと良いでしょう。
ちなみに舅や姑はFather/Mother-in-law、養父母はStep parentと表現するよ。
GTE statementに関する情報
こちらは前回の記事でもご紹介をさせていただきましたが、オーストラリアの学生ビザ申請では今回の渡航が一時的なものであること、そして純粋に学業を目的としていることを証明するためのエッセイを提出することが求められます。
最大の文字数は2000字までとされていますが、もしもそれを超えてしまう場合は追加の添付資料として送信することができますので、なるべく下記のポイントを盛り込んだ説得力のあるエッセイ執筆を心がけるようにしましょう。
25ページという膨大な申請内容にミスがなくても、肝心のGTE statementがしっかり記述できていないとそれだけでビザ申請却下の対象とされてしまいます。
したがって、この項目に関してはじっくりと時間をかけて、ご自身の納得のいくエッセイが書けるように準備を進めていきましょう。
学歴に関する情報
学歴の項目ではご自身の最終学歴と、それにさかのぼるかたちでこれまでの学習歴を記入していく必要があります。
最初の項目では最高学歴(筆者の場合は大学学士号)を記入しますが、今回の渡航以前にオーストラリアで何らかの学校に通った経験がある場合はそれについても学校名やコース名、期間などを細かく記載する必要があるので注意しましょう。
参考までに、以下に知っておくと役に立つ学位をリストアップしておきます。
大学名や学部に関しても間違いのないように、確認しながら記入していってね。
最終学歴以降から現在までの職歴
続いてはオーストラリア学生ビザ申請において最も面倒な項目の一つでもある過去の職歴についてです。
こちらでは最終学歴以降、雇用されていない期間も含めて現在までのすべての職歴について、詳細に記入することが求められます。
これって職を転々としている人にとっては地獄のような項目ね。
そうなんだよね。しかも無職期間も含めて1日たりとも空白の期間があると不備とみなされてしまうので、ズレがないようにみっちりと記入しなければならないからもう大変。
ちなみにここで言う「雇用の状態」とは、有給のお仕事や自営業、インターンシップやボランティア活動も含まれますので過去の履歴書や職務経歴書を掘り起こしながら地道に記入を進めていくしかありません。
これを乗り切ればビザ申請もあと少し!なんとか最後まで頑張って!
過去10年間にさかのぼる海外渡航歴
この項目がオーストラリア学生ビザ申請の最後の砦と言っても過言ではない過去の海外渡航歴。
ここでは直近10年間の間に海外に渡航した経歴があった場合、それを順番に記載していく必要があります。
仕事や出張、ホリデーや留学など、あらゆる目的での日本と海外の往復歴について、パスポートや出入国の開示請求書 (法務省で発行してもらえます)を参考にしながら記入していきましょう。
筆者のように海外渡航経験が多かったり、海外旅行に頻繁に行かれている方にとってはかなり記入が面倒な項目にはなりますが、それぞれの日にちや日本への一時帰国等も含めて、なるべく正確な情報を記入するように心がけましょう。
ここまで本当にお疲れさま!ちゃんと”Save”ボタンを押すのも忘れないでね。
まとめ
以上がオーストラリア学生ビザ本申請における一連の手続きの流れになります。
これだけ手間と労力をかけたんだから当然ビザが下りるハズよね?
審査には通常1~2か月はかかると言われているので、あとは人事を尽くして天命を待つのみ!
ここまでご紹介してきた内容からもお分かりいただける通り、25ページにも渡るオーストラリア学生ビザ申請を全て完了させるためには書類等も含めて様々な事前準備が必要になってきます。
今後オーストラリアへの留学をお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひ余裕を持ってビザ申請にのぞめるよう、今から少しずつ情報収集をしていきましょう。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
ではまた、See you soon!
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