みなさん、こんにちは!ゆっぽです。
アイルランドにワーホリで渡航されるみなさんにとって、避けては通れないのが公共交通機関の利用です。

特に車を持っていないワーホリメーカーにとっては、バスや電車の利用は日常生活においては必須だよね♪

今それわたしが言おうと思ったのに…というかいつの間に登場したの?

こっちのブログではアタイが主役なんだから、あんまり出しゃばるんじゃないわよ♪

ムキー!わたしのポジションが乗っ取られる~!
都市部にお住いの方であれば徒歩圏内にお店などが揃っていて、普通に生活する分にはあまり不便さを感じないかもしれませんが、家探しが困難を極めるアイルランドでは、とりわけ渡航したての期間は郊外にホームステイをしながら都市部の学校などへ通う人も少なくありません。
その際に必ず必要になってくるのが、今回ご紹介するLeap Card(リープカード)です。
今回の記事では、Leap Cardの概要とその購入方法、そして実際の使い方をみなさんとシェアしていきたいと思います。
今後アイルランドへワーホリ渡航を予定されている方がいらっしゃいましたら、ぜひ今回の記事を参考にして頂いて、現地に到着後もスムーズに公共交通機関が利用できるようになって頂ければ幸いです。
それでは、どうぞ!
リープカード(Leap Card)とは?

TFIリープカード(英語: TFI Leap Card)は、 アイルランド交通局(TFI)が発行し、発売しているICカード乗車券。
運賃は通常、現金運賃と比較し、割引される。最低チャージ金額は5ユーロである。
出典:wikipedia
Leap Cardはアイルランドの主要な公共交通機関において使えるICカード乗車券で、日本で言うところのSuicaやPASMOに該当します。
持っているだけで各種店舗での割引を受けられるだけでなく、かざすだけで簡単に利用ができ、チャージも楽々なのでアイルランドにワーホリや留学で渡航される際にはぜひ手に入れておきたいマストアイテムになります。
デザインは一般のものやビジター用は上記の写真のような緑色のカードにLeap(飛躍)するカエルのイラストが描かれていますが、学生用のリープカードには顔写真が付くので身分証明書としても利用することができて便利です。
リープカード(Leap Card)の種類と購入方法

リープカードの主な種類は以下のようになっています。
- 大人用リープカード(24歳以上のすべての大人)
- 青年用リープカード(19~23歳)
- 学生用リープカード(24歳以上のフルタイム学生)
- 子ども用リープカード(5~15歳と16~18歳の2種類)
- ビジター用リープカード(観光客向け)
一般的なワーホリ渡航者は通常の大人用のリープカードを使用することになりますが、学生ビザで渡航する場合は運賃50%割引が適用される学生用リープカードを購入することができます。(ただし、条件として週に16時間以上の授業があり、6か月以上のコースに在籍していることが前提となります。)
通常の大人用のリープカードは、ダブリン市内であればリープカードの取扱店(主にコンビニやダブリンバスのオフィス)やオンライン、そしてDARTと呼ばれる電車の駅構内に設置されている券売機でも購入することができます。
購入時にはデジポットとして5€(払い戻し可能)と最低チャージ金額として5€が必要になりますが、特に書類やその他の身分証明書を提示する必要などもないため、最も手軽で即座に発行できるリープカードということができます。
それに対して学生用リープカードはオンラインか郵送、もしくはトリニティ・カレッジ内にある学生課などでのみ手続きが可能となっています。
購入金額として10€が必要なことに加えて、パスポートや学校に通っていることの証明書などを提出する必要があるため、手続き自体は一般用のリープカードに比べると多少面倒ではあるものの、通常運賃の半額で公共交通機関が利用できることや、マクドナルドおよびボーダフォンといった提携店でも割引が適用されることから、学生にとっては大変メリットの大きいカードとなっています。
その他にも短期滞在者向けのリープカードとして、ビジター用リープカードというものがあるのですが、こちらはあらかじめ設定された金額を支払うことで、必要な期間だけ公共交通機関が乗り放題になるという、旅行者にとっては大変便利なカードとなっています。
- 1 day (24 hours) – €8.00
- 3 days (72 hours) – €16.00
- 7 days (168 hours) – €32.00

ビジター用のリープカードはオンラインのほか、ダブリンの空港内にあるお店でも購入することができるよ♪
リープカード(Leap Card)の使い方

リープカードはダブリンを発着するあらゆる公共交通機関で使用することが出来ますが、ここではダブリン市内で主に利用する交通機関についてご紹介したいと思います。
ダート(DART)

DART(ダート)は日本でいうところの一般的な電車にあたり、ダブリン市内を中心として海岸線を南北へ向けて路線が走っています。

少し離れた郊外からダブリン市内へアクセスするには一番最適な移動手段だよ♪

リープカードの購入やTop-Up(トップアップ)と呼ばれるチャージはこの券売機からも行うことができ、画面に表示される案内に従って操作すれば良いだけなので英語初心者の方でも比較的簡単に行うことができます。

トップアップする場合は写真右のオレンジ色のポケットにカードを差し込むだけだよ♪

DARTに乗る際は、駅に設置されているこちらの読み切り機にリープカードをかざします。
また、主要な駅では日本と同様に自動改札が設置されていますが、そうでない場合は降りた先の駅でも必ずこの読み取り機にカードをかざすのを忘れないようにしましょう。

たまにTFIの職員が乗り込んできてカードを抜き打ちチェックすることがあるから、不正のないよう必ずタッチを毎回行うよう心掛けよう!
ルアス(LUAS)

LUAS(ルアス)はダブリン中心地から主に南西、および南東方面へ向かって開通している路面電車で、市内近辺を効率よく巡回するには最も適した交通手段となっています。

欧米諸国では路面電車は結構メジャーで、トラムなんて呼ばれていたりもするね♪

ルアスも基本的にはダートと一緒で、乗り降りの際にそれぞれ一度ずつ、カード読み取り機にリープカードをかざします。

ルアスの停留所は割とコンパクトで読み取り機周辺が混雑する場合があるから、利用する際は少し注意が必要だよ!
ダートや市バスに比べるとこのルアスは特に利用者が多く、アイルランドにしては珍しく満員電車のような状態になることもしばしばあります。

中でもシティ周辺に近付くほど混み具合が増してくるよ!
日本にいると路面電車に乗る機会はあまりないかと思いますので、ダブリンを訪れた際にはぜひ一度利用していただいてその雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか?
バス(BUS)

バスはダブリン市内だけに限らず、郊外を含めてあらゆるエリアを巡回しており、人々の生活にとって欠かせない存在となっています。

ダブリンのバスは2階建てなんだね!

はとバスみたいでオシャレでしょ?
ルアスやダートが通っていないエリアにお住いの方や、特定の場所まで最短距離で向かいたい場合は基本的にバスを利用することになりますが、一点注意したいのは日本とは違ってダブリンのバスは時間通りに来ることは滅多にありません。

やっぱりしょっちゅう遅れたりするってこと?

遅れるだけならまだしも、ひどい場合には来る予定だったバスが直前になって急に運転を取りやめたりするよ!
主要なバス停には電光掲示板があり、そこにバスが到着するまでの推定時刻と行き先が表示されているのですが、筆者の経験上、定刻通りにバスが発着するケースはほとんどないと思っておいた方が無難です。
バスの利用時はダートやルアスとは異なり、基本的には乗車の際に一度だけ読み取り機にカードをかざすことになっています。
そして前のドアから乗車し、自分の降りるバス停が近付いてきたら備え付けの降車ボタンを押し、後ろのドアから降ります。
この際、マナーとして運転手に一言お礼を言ってから降車するとよりスマートです。

2階席に座る場合は乗り過ごしてしまわないよう、早めの段階で降りる準備をしておくことを強くおすすめするよ!
まとめ
以上がアイルランドワーホリで役に立つ交通系ICカード、リープカードのご紹介になります。
一度カードを入手してしまえば、あとは先ほどご紹介した券売機やオンライン、またはアプリからもトップアップが可能ですので、今後アイルランドに渡航される方はぜひ今回の記事を参考にしていただいて、上手にリープカードを活用していただければと思います。

今後もアイルランドワーホリ生活に役立つ情報をどんどん発信していきたいと思いますので、よろしければ引き続き新しい投稿をお待ちいただけるととっても嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではまた、See you soon!
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