アイルランド・ダブリンで超人気のヴィーガンカフェをご紹介

みなさん、こんにちは！ゆっぽです。

健康志向のトレンドが加速しているヨーロッパでは、アジア諸国と比較してもベジタリアンやヴィーガンの割合が高いことで知られていますが、筆者の住んでいる街、ダブリンもその例外ではありません。

そんなダブリンの中でも、ヴィーガンのパイオニア的存在として一際注目を集めているブランドがあります。

その名も「The Happy Pear」という、何ともポップな響きのブランドなのですが、本日はこの話題のお店についてみなさんとシェアしていきたいと思います。

この記事を読むことで、ダブリン市民のハートを鷲掴みにしている人気店の秘密について知ることができますので、ヴィーガニズムに興味のある方や海外のカフェについて詳しく知りたいという方はぜひ最後まで読んでいっていただけると嬉しいです。

それでは、どうぞ！

The Happy Pearとは？

The Happy Pearは2004年にアイリッシュの双子の兄弟、スティーブさんとデーブさんが始めたヴィーガンに特化したビジネスで、より多くの人に新鮮な野菜の素晴らしさを味わって欲しいという2人の情熱がここまでブランドを急成長させたと言っても過言ではありません。

発足から約20年が経とうとしている現在では、60を超える自社オリジナル商品に加えて7つのオンラインコース、さらには5冊の料理本も出版しており、2人はまさに多方面で活躍する実業家としての地位を築き上げています。

元々世界中を旅することが大好きだった2人は、様々な国を訪れ現地の食文化を学んでいくうちに、原点に立ち返ってプラントベースの食生活への探求を始めてみたいという目標を立てます。

そしてそこからはみるみるうちにその展望を加速させていき、アイルランドだけではなく世界中のヴィーガンたちのパイオニア的存在として、オーガニックにこだわったハイクオリティな商品を生み出し続けている、まさにヴィーガンの申し子と言っても遜色ない双子なのです。

お店へのアクセス

The Happy Pearは筆者の住む街、ダン・レアリーからDARTと呼ばれる電車に乗って、シティとは反対方向に南下していった先にある、Greystonesという街にお店を構えています。

駅を下りてからしばらく緩やかな傾斜を上っていくと、さっそく目にも鮮やかなオレンジ色の建物が見えてきました。

ランチ時には大変混雑するとの情報を事前に得ていたため、筆者は早めに家を出て開店直後の9：30ごろにお店に到着したのですが、それでもすでにお店の前にはちょっとした人だかりができており、その人気ぶりを窺わせていました。

お店自体はカフェエリアとショップエリアの2つのセクションに分かれており、食事をしたりコーヒーを飲んだりするのとは別に、The Happy Pearプロデュースの商品を店内で購入することもできるようになっています。

店内に足を踏み入れると、コーヒーカウンターの後ろにいた店員さんが笑顔で気さくに話しかけてくれました。

カフェスペース利用の場合は、事前にカウンターにて注文を済ませてから、フードやコーヒーを提供してもらうシステムになっています。

注文を受けてから調理するブレックファストメニューに加えて、焼きたてのパンやケーキ類といった品揃えも豊富なので、毎回違ったメニューを楽しむことができて来訪客を飽きさせない工夫も感じられます。

ランチメニューではスープやサンドイッチ、ラップといったテイクアウトにも最適なフードを提供していますので、近隣に住んでいる常連のお客さんやオフィスワーカーも多いようです。

2階にあるイートインスペースは広々としており、晴れた日には窓から太陽の光が差し込み大変開放感のある空間が広がっています。

休日のブランチにはもちろんのこと、お友達とのカフェタイムやお一人様での利用もしやすいような配慮がなされている点も好感が持てます。

カフェのおすすめメニュー

今回、筆者が注文したのはこちら、見た目もカラフルで鮮やかな朝食メニュー、「Fancy Porridge」です。

Porridgeとは日本でいうところの「お粥」のような食べ物で、ライスミルクやアーモンドミルクといったプラントベースのミルクを使って柔らかく煮込まれたお米に、自家製のグラノーラや色とりどりのフルーツが盛りだくさんにトッピングされています。

アツアツのお粥と優しい甘さのミルクとの相性も抜群で、グラノーラやシード、リンゴに洋ナシなど、一口噛み締めるごとに様々な食感とともに新しい味わいを体験することができます。

フードメニューと一緒に注文したホットチョコレートも程よい甘さで、寒さの厳しいダブリンの冬を乗り切るにはまさにピッタリなドリンクと言えます。

ランチメニューで一番人気を誇るのはこちら、お豆や新鮮野菜をたっぷり使用したヘルシーでボリューム満点の丼ぶり(？)メニュー、その名も「ブッダボウル」です。

紫キャベツや人参、スプラウトにビーツなどとにかく栄養満点の新鮮野菜たちがふんだんに使用されていますので、これ一杯で一日に必要なビタミンのほどんどを補うことができます。

ちょっと小腹が空いた時にぜひオススメしたいのが、具だくさんでありながらもサクッと手軽に食べられることから地元民にも人気のメニュー、「Falafel Wrap」です。

Falafel(ファラフェル)とは潰したひよこ豆やそら豆を油で揚げた中東の伝統的な料理で、近年ではヴィーガンを代表するメニューの一つとしても人々の注目を集めています。

サツマイモやカボチャなどの食物繊維が豊富な食材をモチモチ食感のラップに包むことで絶妙なハーモニーが生まれ、手を汚さずに片手で食べられるので女性の間でも絶大な支持を集めているフードメニューとなっています。

The Happy Pearプロデュースの商品

カフェでのゆったりした時間を堪能した後、併設されているショップの方にも足を運んでみました。

The Happy Pearではオーガニックの野菜や果物を自社で所有するファームで育てているため、店頭にもその季節に応じた旬の野菜や果物たちがずらりと並べられています。

また、オリジナルのトートバッグやジャム、プロテインバーにギフトカードなど、食品から雑貨に至るまで、ありとあらゆる商品をプロデュースしているのがこちらのブランドの強みでもあります。

これらの商品はダブリン市内で人気の大手スーパーマーケット、「SuperValu」でも幅広く取り扱っていますので、本店の方にわざわざ足を運ばなくても最寄りの店舗でThe Happy Pearの商品を楽しめるのは大きなメリットと言えそうです。

参考までに、The Happy Pearがプロデュースしている人気の商品を下記にいくつかご紹介しておきたいと思います。

毎日の献立をくまなくカバーできるよう、朝食～夕食メニューにピッタリな商品をそれぞれまんべんなく取り揃えていますので、今後ダブリンで生活されるご予定のある方がいらっしゃいましたら、ぜひThe Happy Pearの商品を見つけた際にはお手に取ってみていただければと思います。

まとめ

以上が今ダブリンで最もアツいヴィーガンショップ、The Happy Pearのご紹介になります。

海外である程度生活をしていると、日本にいる時とは違ってどうしても食生活が乱れがちになってしまいますが、そんな時にこそ、今一度ご自身の体と向き合ってみてはいかがでしょうか？

「Eat well. Feel Good. Live Better」というお店のスローガンが表すように、食生活を見直すことで体質も変わり、それが結果的には身体面だけでなく精神面にもプラスの影響を与えます。

筆者もこれを機に、ヴィーガンまでとはいかなくとも、改めて健康への意識を高めていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ではまた、See you soon!