みなさん、こんにちは!ゆっぽです。
突然ですがみなさんは、「世界の5大ウイスキー大国」がどこかご存知でしょうか?
- スコットランド
- アイルランド
- アメリカ
- カナダ
- 日本
我らが日本をはじめとして、実は筆者が現在住んでいるこの国、アイルランドも立派にウイスキー大国の仲間入りを果たしているのです。

もしかしてアンタ、それが目当てでアイルランドに来たのかしら?

ドキッ!さすがはぬっぽ…なかなかするどいね!
ウイスキーに目がない筆者はその中でも特にアメリカンウイスキーに代表されるバーボンをこよなく愛しているのですが、せっかくなので本場のアイリッシュウイスキーもいくつか試してみたところ、他の国では味わえないようななんともクリアで洗練された仕上がりに、瞬く間に虜になってしまいました。
というわけで今回は、そんな素晴らしいアイリッシュウイスキーの魅力を存分に堪能できる観光スポット、「ウイスキー博物館」についてみなさんとシェアしていきたいと思います。
この記事を読むことで、アイリッシュウイスキーの魅力や博物館の概要が一気に網羅できますので、お酒好きな方やダブリン観光に興味のある方はぜひ最後まで読んでいっていただけると嬉しいです。
それでは、どうぞ!
ウイスキー博物館 (Irish Whiskey Museum)

施設名:Irish Whiskey Museum
住所:119 Grafton Street, Dublin, D02 E620
TEL: (01) 525 0970
営業時間:日~木 10:00~19:30/ 金、土 10:00~22:00
アクセス:Tara Street駅から歩いて約8分
ウイスキー博物館はその名の通り、アイリッシュウイスキーの魅力を全て詰め込んだウイスキーファンにはたまらない観光スポットの一つで、プロのガイドによるツアーからテイスティングまで楽しんだあとは、併設されているバーやウイスキーストアで更にアイリッシュウイスキーへの理解を深めることができる、まさに夢のような施設になっています。
施設はダブリン市内の中でも特に賑わいを見せるGrafton Street(グラフトンストリート)に位置しており、その歴史的な建物の外観が目を引く、ダブリン市内でも屈指の人気を誇る観光スポットと言うことができます。

2018年にはヨーロッパで訪れるべきミュージアム25選にも選出された実績のある、ダブリンを代表する施設の一つなんだよ♪
- プロのガイドによる1時間のツアーと3種類の異なるアイリッシュウイスキーのテイスティング…€22/大人1名
- プロのガイドによる1時間のツアーと4種類の異なるアイリッシュウイスキーのテイスティング+お土産のウイスキーグラス付き…€25/大人1名
- プロのガイドによる1時間15分のツアーと4種類の異なるアイリッシュウイスキーのテイスティング+オリジナルブレンドウイスキー作り体験…€35/大人1名
ツアーは10:30から30分ごとに予約をすることが可能で、10:30~12:00までの時間に予約をすると、「Early Bird」と言って15%の早割が受けられますので大変お得になっています。

チケットの予約は公式ウェブサイトにて事前に済ませてから施設へ向かうとスムーズだよ♪
いざ、施設内へ

筆者はこの日、一番最初の時間枠にて申し込みをしたのですが、施設に到着するとすでに多くのツアー参加者が申し込みの列を作っていました。

2000年以上もの歴史があるなんてウイスキーの世界はとっても奥深いんだね!

エントランスに入るとすぐに、数々のアイリッシュウイスキーブランドが掲げられた貯蔵樽のディスプレイが出迎えてくれます。

これを見ているだけでもワクワクしちゃうね♪

樽だけでなく、受付へと続く渡り廊下の両サイドの壁面には、色とりどりのポスターが貼られています。

アイリッシュウイスキーってこんなに種類が多いのね!驚きだわ!

2013年の時点では4か所しかなかった蒸留所が、現在ではなんと24か所にまで増幅して以降、さまざまなアイリッシュウイスキーが生み出されるようになったんだよ♪

2014年に誕生したこちらのウイスキー博物館は、アイルランド各地に点在する蒸留所の代表的なブランドを一挙に味わうことのできる貴重な施設でもあり、さらには現在のアイリッシュウイスキーがここまで確たる地位を築き上げるに至った歴史も同時に学ぶことができる、まさに「学びと食」が見事に融合した観光スポットとなっているのです。

ちなみにアルコールが飲めない人のためのツアープランもきちんと用意されているので、下戸のみんなも安心してね♪
ツアーの内容

ツアーの内容としてはウイスキー博物館を舞台として、4つの異なる時代区分に設定された部屋にそれぞれ移動しながら、映像や音声による視覚的、聴覚的な演出も交えつつ、アイリッシュウイスキーの誕生から繁栄に至るまでの過程を学ぶものになっています。

ディズニーランドにある、ホーンテッドマンションみたいなガイドツアーになっていてとっても興味深かったよ♪
そしてツアーのトリを飾るのがみなさんもお待ちかね、プロのガイドが厳選したイチオシのアイリッシュウイスキーのテイスティングです。
- FERCULLEN FALLS(ブレンデッドウイスキー)
- The Busker Single Pot Still(ブレンデッドウイスキー)
- Proud Irish Whiskey Original(ブレンデッドウイスキー)
残念ながら今回筆者が申し込んだのは3種類のみのテイスティングが付くツアーだったため、4種類用意されていたボトルに対してグラスの数が一つ少なくなっていますが、追加のオプションを申し込んだ参加者は上記の3種類に加えてさらにKnappogue Castle 12年という、シングルモルトのアイリッシュウイスキーもテイスティングすることができます。

筆者が参加した時間帯のツアーには、アメリカ、オーストラリア、フランス、イギリスなど様々な国籍の参加者がいましたが、やはりそれだけ世界中から観光客が訪れるほど人気のスポットであることの象徴とも言えそうです。

テイスティングルームとなっているバーカウンターの奥には、テイスティングに使用している選りすぐりのアイリッシュウイスキーが所狭しと並べられ、さらにスクリーン上でも美味しいアイリッシュウイスキーの飲み方などについて学ぶことができます。

一方、カウンター席後方に位置するショーケースにも、貴重なブランドを含めた様々なアイリッシュウイスキーがずらりと陳列されており、写真を見るだけでもその種類の豊富さがお分かりいただけるかと思います。

そしてテイスティングを終えてご自身のお気に入りの一品が見つかったという方は、ウイスキー博物館併設のバーにて、ロックやトワイスアップなど、お好きな飲み方でお酒に合うおつまみなどと一緒にアイリッシュウイスキーを堪能することができます。

本場のウイスキーを使ったアイリッシュコーヒーももちろん注文することができるよ♪
ツアー自体も大変満足度が高く、エンターテインメント性もあってお酒が苦手な方でもじゅうぶんに楽しめる施設となっていますので、ぜひお友達やご家族と(もちろんお一人でも)訪れてみて下さいね。
おすすめのアイリッシュウィスキー

ここでご紹介した以外にも、アイルランドにはそれぞれの蒸留所を代表する有名なアイリッシュウイスキーがいくつかありますので、最後にあわせてご紹介しておきたいと思います。
ジェイムソン・アイリッシュウイスキー
ジェイムソンはアイリッシュウイスキーの中では世界での売り上げがダントツ1位を誇る大人気の銘柄で、アイリッシュウイスキーと言えばまずはじめにジェイムソンの名を掲げる人も少なくありません。
アイルランドのシンボルカラーでもある、緑のボトルが特徴的なジェイムソンのウイスキーは、クセがなくウイスキー初心者でも飲みやすいのが特徴となっています。
ブッシュミルズ・アイリッシュウイスキー
ブッシュミルズは北アイルランドに位置するブッシュミルズ蒸留所が丹精込めて作り上げた自慢のアイリッシュウイスキーで、その歴史は1608年創業という大変名のあるブランドとなっています。
100%アイルランド産のノンピート麦芽を使用しているのがこだわりポイントでもあり、地産地消の精神でアイルランドの豊かな土地を活かしたウイスキー造りを続けている数少ない蒸留所と言えます。
タラモアデュー・アイリッシュウイスキー
タラモアデューは先にご紹介したジェイムソンに次ぐ、世界で2番目の売り上げ高を誇るアイリッシュウイスキーでもあり、現在は2014年に建てられた新タラモア蒸留所で新たに生産が開始されています。
フルーティーで繊細かつスムースな口当たりが特徴となっており、ロックはもちろんのこと、ソーダ割りにして飲むとさらに爽快感が加わって心地よい刺激を感じることができます。
まとめ
以上がダブリン市内に位置する人気の観光スポット、アイリッシュウイスキー博物館のご紹介になります。
見て楽しむ、聞いて楽しむ、さらには飲んで楽しむと、この施設だけでアイリッシュウイスキーの魅力を余すことなく存分に味わうことができますので、みなさんも観光等でダブリンを訪れる機会がありましたらぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?
ツアー終了後は併設されているウイスキーストアでお気に入りの商品や、日本へのお土産として珠玉の一本を購入することもできますので、わざわざ遠くの街の蒸留所まで訪れる必要もなく、大変便利です。
日本ではまだあまり馴染みがないアイリッシュウィスキーですが、この記事を通してみなさんが少しでもアイリッシュウィスキーに興味を持って頂けたら、筆者も大変嬉しい限りです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではまた、See you soon!
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