みなさん、こんにちは!ゆっぽです。
突然ですが、みなさんはアイルランドと聞いてどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?

実はアタイ、ここに連れて来られるまでアイルランドとアイスランドの違いすら分からなかったのよね(テヘペロ♪)

Are you serious!?
日本とはあまり国交もないことから、アイルランドと聞いても漠然としたイメージしか思い浮かばない人がほとんどかと思いますが、一番ピンとくるものを挙げるとすればやはりこれに尽きるでしょう。

そうです。みなさんもご存知ギネスビールです。
実際、アイルランドでは街の至るところにあるパブで昼間からギネスビールを片手に談笑している地元民を見かけるくらい、人々の間では愛されている人気No.1ビールとなっていますが、実はギネスビール以外にも美味しいクラフトビールがたくさん存在しているのをご存知でしょうか?
というわけで今回は、現地のスーパーや酒屋さんでも気軽に手に入る、アイルランドのおすすめクラフトビールについてご紹介していきたいと思います。
この記事を読むことで、アイルランドという国がギネスビールだけではなく、数々の魅力的なクラフトビールで溢れているということを実感していただければと思います。
それでは、どうぞ!
キネガー (KINNEGAR DOUBLE IPA)

苦味:★★★★
香り:★★★
飲みごたえ:★★★★
Kinnegar Brewingはアイルランドの北西部に位置する、Letterkenny(レタケニー)と呼ばれる小さな町に醸造所を構えています。
ポーターやラガー、ペールエールなど多種多様なラインナップを取り揃えているこちらのブランドですが、その中でも今回、筆者がチョイスしたのが上記の写真にもある、DOUBLE IPAです。
グラスに注いだ瞬間、鮮やかなゴールデンカラーが美しいビールが目に飛び込んできて、筆者も思わず見とれてしまいましたが、見た目に反して味はガッツリIPAの旨みを感じられるような味わいになっています。
アメリカンホップを大量に使用して造られたこちらのビールは、一口飲んだ瞬間強烈なホップの風味と同時にシトラスのようなアロマが鼻をかすめていきます。
7.8%というアルコール度数をダイレクトに感じられるような仕上がりになっていますので、パンチの効いた苦めのビールがお好きな方にはもってこいの一品であると言うことができます。

KINNEGARのビールは何と言ってもこのパッケージの可愛らしい動物のデザインが特徴的で、このDOUBLE IPAには2匹のバニーがじゃれ合っているイラストが描かれているよ♪
年間を通していつでも味わえるレギュラーメニューに加えて、ライム&バジルサワーやバニラコーヒーミルクスタウトなど、ちょっと変わった季節限定メニューのビールもリリースされていますので、気になる方はウェブサイトの方からもお気に入りのビールを見つけてみてくださいね。

ブリュワリーでは定期的にツアーも開催していて、KINNEGARの色々なビールを飲み比べたり、醸造の過程を間近で見ることもできるそうだよ♪
ウェストポート (Westport Red Tripel)

甘み:★★★★
フルーティー感:★★★
コク:★★★
Mescan Breweryはアイルランドの西側、ゴールウェイの北西部に位置するKilsallagh(キルサラー)と呼ばれるのどかな街に醸造所を構えており、2010年に初めてそのスタートを切って以来、次々とそのビジネスを拡大させていきました。
こちらのブリュワリーで造られるビールは全て、醸造所の近くにそびえる山々から流れてくる天然水を使用しているため、とても口当たりがよくまろやかなのが特徴です。
また、モルトやホップはドイツと並んでヨーロッパにおけるビールの聖地でもある、ベルギー産のものを使用しており、驚くべきことに全ての商品がヴィーガン・フレンドリーとなっています。

通常はビールの製造過程で清澄剤と呼ばれるものを使用するんだけど、これには魚の成分が含まれているためヴィーガンの人には受け付けない場合もあるそうだよ!
Mescan Breweryのビールはどれも、総じてアルコール度数が高めなのが本ブランドのもう一つの特徴でもあるのですが、今回筆者が購入したのはその中でもしっかりしたボディや爽やかなフルーティー感が絶妙な「Westport Red Tripel」です。
やや琥珀がかったキャラメルのような色合いにマッチするように、とても奥行きのある味わいのビールになっており、コクをしっかりと感じられると同時に不思議と苦味は抑えられています。
アイルランドで有名なギネスシチューやシェパードパイなど、味の濃い料理との相性も抜群ですので、アイルランドに訪れる機会がありましたらぜひこちらのMescan Breweryのビールを堪能してみてくださいね。

全ての商品が瓶ビールスタイルになっているのも、なかなか粋でオシャレだよね♪
サンバーント (SUNBURNT)

旨み:★★★★
スッキリ感:★★★
後味:★★★
Eight Degrees Brewingはアイルランドの主要都市の一つでもあるコークに醸造所を構えるマイクロブリュワリーで、元々はアイルランドという国に魅せられたオーストラリア人とニュージーランド人の2人の創設者によって始められました。
カラフルでポップなパッケージデザインが印象的なこちらのビールブランドは、IPAやスタウト、ピルスナーなど数多くのレギュラー商品を取り揃えているだけでなく、2020年度のWorld Beer Awardsをはじめとしてこれまでにも数々のビアコンペティションで名だたる賞を受賞してきた実績があります。

名実ともにアイルランドを代表するビールブランドのひとつということだね♪

そういうことだぜバディ!
今回筆者がピックアップしたのは、秋を感じさせるような深紅のカラーが特徴的なアンバーエール、その名も「SUNBURNT」です。

SUNBURNTってどういう意味?

日焼けしてるってことだぜバディ!つまりぬっぽで例えるなら焼き鳥ってことだな!ビールと焼き鳥…じゅるり(*´ω`)

この肉食ウサギめ‼
一口飲むとキャラメルのようなリッチな味わいに爽やかなアロマがスッと広がり、柑橘系のフレッシュな後味が残る大変飲みやすいビールに仕上がっています。
チーズやチョリソーなどのおつまみ系のメニューとの相性も良く、ついついビールを飲む手が止まらなくなってしまうような、そんなクセになる味わいのビールと呼ぶにふさわしいです。
アルコール度数も5%と一般的なビールに近いため、グイグイ飲みたくなってしまうような衝動に駆られますが、調子に乗り過ぎるとまさに日焼けしたアイリッシュのように頬が真っ赤になってしまうので、飲む際はネーミングの誘惑に負けない程度に楽しむことをお勧めします。
まとめ
アイルランドにもギネスに負けないくらいの魅力的なクラフトビールがたくさん存在しているのだということが、今回の記事を通してお分かりいただけたのではないでしょうか?
オーストラリアやカナダもそうでしたが、海外のビールはパッケージのデザインがどれも個性的でとても可愛いのが筆者は個人的にすごく気に入っています。

見た目に惹かれてついつい買っちゃうことってよくあるよね♪
みなさんは今回ご紹介した中で、気になる商品はありましたでしょうか?
ちなみに余談になりますが、アイルランドには日本のキリン一番搾りも売られていたのですが、確か1本500円くらいはした気がします。
味の違いなどもちょっと気になるので、今度機会があったら購入して飲み比べてみようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではまた、See you soon!
コメント