みなさん、こんにちは!ゆっぽです。
今日は前回ご紹介した筆者の住んでいる街、ダン・レアリーに引き続き、ダブリン郊外のおすすめエリアについてご紹介をしていきたいと思います。
ダブリンと聞いてビーチを真っ先に思い浮かべる方はあまりいないかもしれませんが、実はダブリンにも美しいビーチを堪能できるスポットは数多く存在しています。
今回はその中でも屈指の人気を誇る観光地の一つ、Brayについて取り上げていきたいと思います。
この記事を読むことで、ダブリン市内とはまた違った郊外の雰囲気や、Brayという街の魅力について知ることができますので、ダブリン観光に興味のある方はぜひ最後まで読んでいっていただけると嬉しいです。
それでは、どうぞ!
Dun LaoghaireからBrayヘ出発

ブレイ(英: Bray、アイルランド語: Bré、正式には Brí Chulainn)は、アイルランドのウィックロー県の北部にある町である。この町は、郊外の海岸沿いにある人口密集地で、人口は31,901人あり、5大都市を除けばアイルランドで4番目に大きな町となる。この町は、ダブリンの南、20km(12マイル)にある東海岸沿いの町である。
参考サイト:wikipedia
Brayはダブリン市内から約20km南下した先にあるのどかな海岸沿いのエリアで、DARTと呼ばれる列車の終着駅としても機能しており、筆者の住むダン・レアリーからはこの列車を利用して約20分ほどでアクセスすることができます。
Brayへと続く列車の車窓からは上記の写真のような、ダブリンの海岸線をのぞむ美しい風景を楽しむことができ、街そのものだけでなく移動中の景色も含めて多くの観光客を魅了しているエリアとも言うことができます。

ダン・レアリーを出発して筆者がホームステイをしていた街、Dalkeyをさらに通り過ぎるとようやく目的地のBrayへと到着しました。

駅構内は広々としており、ダブリンの歴史を紡いでいると思われる絵画がホームの壁面を埋め尽くしています。

なかなかオシャレな駅やん♪
ビーチ側の改札と、市街地側の改札がそれぞれ分かれているので、初めて訪れる際には少し迷ってしまうかもしれませんが、万が一誤った改札を出てしまっても歩道橋を渡って反対側の改札へ出られるので安心してください。
Brayのカフェでブランチ

店舗名:Nine
住所:9b, 9 Albert Walk, Bray, Co. Wicklow
E-mail: matthew@ninebray.ie
営業時間:月~金 8:00~16:00/ 土、日 9:00~16:00/不定休
アクセス:Bray駅から歩いて徒歩約1分
Brayにはこじんまりした街ながらもオシャレなカフェやレストランが多く立ち並んでいるため、筆者も観光の前にまずはブランチがてらカフェで寛ぐことにしました。
Nineという名前のこちらのモダン・カフェレストランでは、美味しいコーヒーが楽しめるのはもちろんのこと、朝食やブランチにぴったりなフードメニューが充実していることでも知られています。

ペイストリーやスープといった軽食メニューから、アイリッシュ・フルブレックファストやオムレツなどのガッツリ系のメニューまでバラエティが豊かなため、毎回訪れるたびに何を注文しようか迷ってしまうほどの内容になっています。

まず、ブランチのお供に注文したのはこちらのフラットホワイト。
ミルクの甘さも丁度良く、ダブリンでは大人気のロースタリー、3feのコーヒー豆を使って淹れられたエスプレッソとの相性も抜群です。

そして何と言ってもこのラテアートも可愛いよね♪

はじめはセイボリー系のメニューを注文しようと意気込んでいた筆者ですが、結局誘惑に負けて注文したのがこちらのブリオッシュ・フレンチトーストです。

フレンチトースト…甘党には抗えない響きよね…♪
カリッとジューシーに仕上げられたフレンチトーストに、筆者の大好物、ヌテラのチョコレートソースとバナナが贅沢に添えられたこちらのメニューは、軽い食感ながらも食べ応えがじゅうぶんにある、大満足の一品でした。
お店の雰囲気もポップで鮮やかな空間が広がっており、イベントや記念日のお祝いとしても活用できる、とても素敵なカフェですので、Brayを訪れる機会がありましたらぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
Brayでおすすめの観光スポット
腹ごしらえも済んだところで、ここからはさっそくBrayにあるおすすめの観光スポットを巡っていきたいと思います。
どの場所も駅を降りてから歩いてすぐにアクセスできる観光地ばかりになっており、こうした便利さもBrayが人気のエリアである一因となっています。
SEA LIFE ブレー水族館

住所:Strand Rd, Bray, Co. Wicklow, A98 N8N3
TEL: (01) 286 6939
営業時間:10:00~17:00/不定休
アクセス:Bray駅から歩いてすぐ
Brayには家族や友達同士、カップルで来ても楽しむことができる水族館が併設されています。

何を隠そうこのゆっぽ、水族館が大好きなのよ♪

ウサギのくせに海の世界に憧れるなんてアウトローなヤツね!
チケットは通常価格ですと大人1名あたり€17.50となっていますが、公式サイトより事前に予約を済ませてから訪れると€14.50とお得な価格で購入ができますので、ぜひこちらのサービスを活用されることをおすすめします。

こちらの水族館ではゾーンごとにカリブ海や亜熱帯地域など、その生息域でしか見ることのできない貴重な海の生き物たちを間近で拝むことができます。

ピラニアまで見られるなんてまさに海外っぽいね!

広々とした水槽を優雅に泳ぐ魚たちを見ていると、なんだかとても幻想的な気分に浸ることができます。

「Puff fish」と呼ばれるフグの仲間も、ホラーチックな形相でこちらを見つめています。

ブロガーとしては写真にぜひとも収めておきたかったヒトデ。英語では文字通り、「Starfish」と呼ばれています。

フィナーレとなる一番大きな水槽には、海のギャングでもあるサメが一際存在感を放っていました。
地元のキッズたちの間でもやはりサメは人気なようで、こちらの水槽には特に多くの見物客が群がっていました。

全体的にはこじんまりした水族館だから、ペンギンショーなどのスペースはないけれど、ふらっと立ち寄るぶんにはじゅうぶん楽しめる施設になっているよ♪
Bray Bay Beach

水族館を満喫したあとは、ゆったりビーチ沿いをお散歩です。
Bray Beachでは海岸線に沿って遊歩道がまっすぐ続いており、波打ち際のすぐ近くまで行くこともできますし、ビーチを眺めながらゆったりとお散歩することもできます。

この日はあいにくの悪天候だったため、せっかくのビーチを心ゆくまで堪能することができませんでしたが、晴れた日には太陽の光に照らされた水面がキラキラと波打つ様子がとても美しく映えています。
犬のお散歩やジョギングに勤しむ人、そして友人同士まったりとお喋りを楽しむ人など、この日も多くの地元民がこのBray Beachで思い思いの時間を過ごしていました。

ビーチの目の前には宿泊施設やパブ、レストランも多く点在しているので、クリスマス休暇をBrayでのんびり過ごそうとわざわざ遠くからやってくる人も多いそうです。

都会の喧騒から離れて静かに過ごしたい人にはとっておきのスポットだね♪
Swan Sanctuary

遊歩道をビーチの駐車場方面に向かって真っすぐ歩いて行くと見えてきたのは、砂浜を埋め尽くさん限りの鳥の群れです。

ここは楽園…なのか…?
こちらのスワン・サンクチュアリではコブハクチョウと呼ばれる白鳥をはじめとして、約60以上にものぼる鳥たちを保護、そして飼育しています。

なかには環境の変化についていけず弱ってしまった白鳥や、なんらかの人為的な事故により怪我をしてしまった白鳥もおり、そうした生態系の保護活動も含めて白鳥たちにとっての憩いの場を作るべく設けられたのがこの聖域というわけです。
こちらのコブハクチョウですが、本来日本には分布していない外来種とされており、その優美な姿から中世ヨーロッパでは「王の鳥」として称えられていたそうです。

基本的には大人しくて従順な鳥だけど、むやみやたらに刺激を与えたりするのはやめよう!
こちらも夏場になると、ハーバー沿いに群がる鳥たちの壮大な景観に魅了されて、多くの観光客が訪れるスポットとなっています。
Brayでおすすめのバー

店舗名:The Harbour Bar
住所:1 Strand Rd, Ravenswell, Bray, Co. Wicklow, A98 D308
TEL: 01 286 2274
営業時間:日~木 12:00~23:30/ 金、土 12:00~24:30/不定休
アクセス:Bray駅から歩いて約5分
歩き疲れてちょっと休憩したいなと感じた時にぴったりのお店が、こちらのThe Harbour Barです。
お酒やパブ飯だけでなく、ちょっと小腹が空いたときにぴったりなホットサンド等も用意されているので、どんなシーンにおいても活躍する、大変使い勝手の良いバーとなっています。

海沿いを歩いて冷えた身体を温めるのにちょうどいいのが、前回の記事でもチラッとご紹介させていただいたアイルランド名物、アイリッシュコーヒーです。
コーヒーのコクとウイスキーのパンチ力、そしてそこへクリームが織りなすマイルドさの三重奏が加わったら、たちまち元気になることは間違いありません。

アイリッシュコーヒーはお店によって微妙にこだわりポイントが違うのも興味深いね♪
アイルランドでは定番のフィッシュアンドチップスやクラブケーキなどの、新鮮な魚介を使ったシーフードメニューもイチオシですので、Bray観光の際にはぜひ足を運びたいおすすめスポットです。
まとめ
以上がダブリン郊外ののどかな観光地、Brayのご紹介になります。
ビーチにレストラン、そして各種娯楽施設にハイキングコースなど、Brayには様々な魅力が凝縮されており、市内とはまた違った側面から多くの人々を虜にし続けています。
筆者も今回、初めて訪れましたが、Brayで流れている時間は他のエリアと比べてもとても穏やかというか、ホッとするような雰囲気に包まれたとても素敵な街でした。
みなさんも今後、留学や観光等でダブリンを訪れる機会がありましたら、ぜひ一度このBrayにも足を運んでいただければと思います。
特に静かでゆったりとした自然が好きな方にはぴったりのイチオシ観光スポットになっていますので、今回の記事を参考にしていただいて、みなさんのお気に入りを見つけてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではまた、See you soon!
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