アイルランドワーホリブログ～ダブリンで誕生日を迎えました～

みなさん、こんにちは！ゆっぽです。

というわけで4月の下旬あたりから突如激しい体調不良に見舞われ、ブログはおろか日常生活すらまともに送れていなかった筆者ですが、5月に入ってなんとかキーボードを打てる程度には回復してきましたので、ここ最近の出来事を本日はみなさんとシェアしていきたいと思います。

この記事を読むことで、海外流の誕生日の過ごし方や海外生活中に具合が悪くなった場合の対処法などについても知ることができますので、今後海外渡航をお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひ最後まで読んでいっていただけると嬉しいです。

それでは、どうぞ！

4月23日から突然体調がおかしくなる

事の始まりはようやくダブリンでも春の兆しが見え始めた4月下旬のこと。

休日の土曜日に、こちらに来てから知り合った日本人女性のお友達に車でドライブに連れて行ってもらったのですが、この日はあいにくの雨模様。

空もどんよりしていて気温も低く、兼ねてから気圧の変化に左右されやすい筆者は、お決まりの偏頭痛を発症してしまいました。

ドライブを終え、家に到着して日本から持参していた頓服薬を服用した筆者は、ちょうど生理が重なってしまったタイミングもありひどく疲れていたので、その日はそのままおうちでゆっくりと過ごしました。

普段であれば生理3日目以降は徐々に体のだるさも無くなっていくのですが、なぜかこの時に限ってはいつまで経っても倦怠感が消えず、体調が良くなるどころか日を追うごとに悪化していくばかり。

具体的な症状は以下のようなものです。

発熱や喉の痛み、咳等は無かったので風邪ではないと確信していたのですが、とにかく毎朝起きると体調が悪く、体重も1週間のうちに3キロ近く減ってしまいました。

仕事中も集中力が続かなかったり、立ち続けているとどうしても辛くなるので途中で椅子に座らせてもらったりとかなりの支障をきたすようになってしまったので、やむを得ず病院へ行くことを決心します。

ダブリンへ来てから初めての病院へ

筆者は以前、日本で健康診断を受けた際にお医者さんから貧血だと言われ、鉄剤を服用していたことがあるので今回ももしかしたら鉄分不足が原因ではないかと思い立ちました。

そのため、まずは血液検査を行ってから原因を突き止めようと思い、仕事終わりに予約してあった血液検査センターへと足を運びました。

採血自体はものの5分で終了し、その日の夜にはもう結果が送られてきたのですが、どうやらデータを見る限りでは筆者の鉄分レベルに特に異常は見られませんでした。

しかし相変わらず続く体調不良…こうなったら直接医者に診てもらって原因を特定するしかないと決意した筆者は、次の日仕事を休ませてもらい、家の近くの一般開業医へと足を運びました。

海外の医療システムは日本とは少し異なっており、大きな総合病院で検査してもらう前にまずはGPと呼ばれるかかりつけ医のもとで診てもらわなければなりません。

Googleマップ等で検索すると最寄りのGPがいくつか候補として出てくるので、その中から適当なところを選んでまずは診察の予約を入れます。

また、海外では日本のように耳鼻科や皮膚科、眼科といった具合に診療のカテゴリーが分かれておらず、基本的にはどのような症状でもまずはこのGPに診察してもらうシステムとなっている点も要注意です。

筆者は自宅から歩いて約5分ほどのところにある診療所へ赴き、先にお伝えしたような症状について拙い英語力で一生懸命説明したところ、どうやらもう少し詳しい項目について再び血液検査にて明らかにする必要があるとのことでした。

また、診察によると筆者の鼻とのどに炎症が見られたため、鼻炎などに使用されるスプレーを処方してもらい、それをしばらく使用して様子を見て欲しい旨も伝えられました。

ちなみに海外では処方箋を病院側があらかじめ指定した薬局へメールで送るので、患者側はその指定先の薬局へ赴いて薬を受け取る必要があります。

翌日の朝、再び血液検査を行った筆者ですが、現在結果待ちの状態ですのでまた詳細が分かり次第お伝えしたいと思います。

誕生日に初タトゥーを入れる

日本がゴールデンウィークで浮足立っている中、筆者はひっそりと33歳の誕生日をダブリンで迎えていました。

本来であればちょっと贅沢なディナーでも予約して、一人優雅なバースデーを満喫しようと考えていた筆者ですが、絶賛食欲減退中の状況下ではせっかくの豪華ディナーも存分に楽しむことができません。

そこで思いついたのが、「せっかくの誕生日だしタトゥーでも入れるか！」というとんでもない発想です。

実はこのお店の施術師でもあるお姉さんは筆者の職場の常連さんでもあり、普段から顔なじみということもあったので今回思い切ってリクエストをお願いした経緯があります。

そして迎えた誕生日当日。仕事終わりの16：30に予約を入れていた筆者は、ドキドキしながらお店に向かうと、施術師のお姉さんが温かく迎え入れてくれました。

約20分ほどのカウンセリングを行い、仕上がりイメージやサイズ、そしてタトゥーを入れる位置などについて念入りに話し合ったあと、いよいよ施術に入ります。

今回筆者は左肩と首の間あたりに入れたため、椅子に座って後ろ向きの状態で施術をしてもらいましたが、施術中も筆者がリラックスできるようにお姉さんが色々話しかけてくれたりと、終始なごやかな雰囲気の中でタトゥーを施してもらうことができました。

初めのうちは多少チクチクとするような痛みがありましたが、慣れてくるとそれほど気になることもなく、痛みに敏感な筆者でも全く不快に感じることはありませんでした。

全体を通して大体1時間ほどの施術でしたが、仕上がり後のデザインを見て頂けると分かるように非常に繊細かつ丁寧に仕上げてもらえたので大変満足しています。

ちなみにこれは「トリスケル」と呼ばれる、古代ケルト人の間でもっとも古くから伝わる伝統的なシンボルでもあり、日本では「三脚巴」と訳されたりもします。

３つの渦巻きによって構成されているこの文様は、太陽エネルギーの象徴とも言われており、それぞれの渦巻きが「成長、進化、復活」といった意味合いを持ち合わせています。

アイルランドでは大変人気のあるシンボルでもあり、ダブリン北部に位置する観光名所、ニューグレンジ遺跡ではこのトリスケルが刻まれたモニュメントが点在していることでも有名です。

33歳になって感じること

筆者は自身がまだ学生時代だったころ、33歳の人達はもっとずっと大人に見えて、外見的にも内面的にも成熟しているものだと思っていたのですが、いざ自分がこの年齢になってみると、外見的には老け込む一方で肝心の内面は全く成長していないように思います。

いい歳して自分の面倒もろくに見られず、職場に迷惑をかけたり心配した同僚に手作りランチをご馳走してもらったりと情けない面ばかりが目立つようになってきて、正直自分でも呆れています。

ブログを通して出会ったTwitterのフォロワーさんの投稿を見ていても、誕生日ツイートには毎回たくさんのいいねやメッセージが送られていたりして、内心では羨ましいと思いつつも、素直に喜べない性格の筆者は自分自身の誕生日ツイートはしないと心に決めていました。

そんなつまらないプライドを持ったまま誕生日当日の朝を迎え、ワクワクしながらスマホをチェックすると来ていたメッセージ件数は何と2件。

ちなみにどうでもいい情報ですが、筆者の特技は人の誕生日を覚えることで、一度インプットしたら大体の人の誕生日は忘れず把握しています。

そんな筆者ですが、ありがたいことに職場のスタッフ一同からはこんな素敵なプレゼントを頂きました。

もったいなくてまだ開封できていませんが、体調が回復したらこれを使って自宅でも美味しいコーヒーを楽しみたいと思います。

今年は厄年のせいもあってか体調を崩してばかりであまり良い思い出がないのが悲しいですが、せめて今後は誰かの役に立てるよう、TakeよりもGiveする側の人間でありたいと思っています。

まとめ

以上がここ最近の出来事のまとめになります。

色んな意味で非常に中身の濃い日常を送っていたので、なんだかとりとめのない記事になってしまいましたが、みなさんに改めて言いたいことはくれぐれも体調管理にはお気を付けくださいということです。

今現在、筆者と同じ年代で多くのストレスを抱えている方、仕事が忙しくてなかなかお休みが取れないという方、家事や育児に忙殺されているという方、そういった全ての方々にここで筆者から改めて体調管理の注意喚起をさせて頂きます。

せっかくの海外生活も、体調を崩してしまっては元も子もありません。

今後も海外生活の様子をブログを通してお伝えしていきたいと思いますので、みなさんも宜しければ引き続き、次回以降の投稿もお待ち頂けるととっても嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ではまた、See you soon!