みなさん、こんにちは!ゆっぽです。
前回の投稿では、航空券の予約とワーホリ海外保険の申し込みを完了し、いよいよあとは5月29日の渡航日へ向けていそいそと出発準備を進めている旨をお伝えしました。

やることは全てやったし、あとは行くだけだ~!って気合い十分だったね♪
がしかし、結論から言うと今回のアイルランドワーホリの渡航日を期限ギリギリの2022年9月末に延長せざるを得なくなってしまいました。

なん…だと…!?
主な理由は3つありまして、これから順番にご説明していきたいと思います。
コロナに感染してしまい、仕事が出来なくなった

以前の投稿でもお話をさせていただきましたが、筆者は4月の半ばに恐れていたコロナウイルスに感染してしまい、当初始めるはずだった新しい仕事をキャンセルしなければならなくなってしまいました。
航空券と保険の申し込みを完了したのがその約1か月前の3月だったため、当初はこんな事態になろうとは、全くもって予想もしていませんでした。

結局、回復するまでにだいぶ時間がかかったのよね…
ワーホリメーカーにとってはハードルの高い、アイルランドという国で生活を始めるにあたって、十分な資金がないとかなりの不安材料になり得ます。
筆者は予算の目安として200万円程度は用意してから渡航しようと考えていたので、5月の連休を挟んだ集中的にお金を稼ごうと思っていた時期に働けなくなってしまったことは、相当な痛手でした。
一般的にはワーホリをする際には、最低でも100万円程度の資金を用意してから渡航することが推奨されていますが、滞在先の国や生活環境によってもこの予算の幅は変動するため、一概にいくらあれば絶対に安心ということを言い切るのは難しいです。
筆者は元々心配性なのと、渡航先でもある程度の生活水準を保ちたいという希望があるので、そういった要素を考慮に入れると、大体200万円程度あれば安心かなというふうに考えていました。

備えあれば患いなしということだね!
実際にロックダウン中のオランダでワーホリをしていた時も、到着してから間もない頃は出費ばかりがかさんでいったので、その時のほろ苦い経験をまた繰り返さないためにも、今回は十分に資金を貯めてから再出発するという結論に至ったというわけです。

急がば回れって言うしね♪
未曽有の円安クライシスに突入してしまった

みなさんもご存知の通り、日本は今、未曽有の円安地獄にハマってしまっており、あと少しで20年ぶりの円安水準を更新するというところまで来てしまっています。
円安の最大のデメリットは物価が上昇することです。それはすなわち、海外でモノやサービスを購入する際に、より多くのお金を支払わなければならないということであり、筆者たちのようなワーホリメーカーや海外旅行者にとっては最も厄介な問題となっていることを意味します。
また、急激な円安によるエネルギー資源や、海外から輸入している原材料価格の高騰が続けば、国内での製造コストが高くなってしまい、それに伴い円安でも利益をあげにくくなっていきます。
そうなった場合、対策として製造した商品を値上げする必要があります。しかし、みなさんもお気づきかと思いますが、商品の値上げをすれば、売り上げが落ちてしまう可能性があります。消費者は少しでも安い商品を購入できるに越したことはないからです。
そうなると結局は売り上げが落ちてしまい、この負のループから抜け出せない状態が続いてしまうというわけです。
このような円安進行が加速していく中で今アイルランドに渡航してしまうと、仕事が見つからない限りは瞬く間に資金が底をついてしまうことは容易に想像がつきますよね。
これに関しては正直、この先渡航を遅らせたことで現状が回復するという保証はないのですが、少なくとも今の中途半端な状態で渡航するよりは、今後の動向を見守る方が得策だと考えた筆者は、向こう数か月は様子を見ることに決めました。

なんとかユーロが落ち着いてくれることを祈るばかりだよ…
現地での家探し問題がひっ迫している様子だった

筆者は渡航前からアイルランドの家探しに役立つサイトの情報に加え、FacebookやTwitterといったSNSも活用して現地での家事情をリサーチしていたのですが、控えめに言っても今までのワーホリでは経験したことがないほど、アイルランドでの家探しにおいては苦労しそうな予感がプンプンしました。
まず、アイルランドでは家探しの需要に対して供給が圧倒的に少ないのと、特にダブリンなどの都心部では家賃の相場が他のヨーロッパ諸国と比較しても非常に高いです。
シェアでも日本円で7~8万する物件が普通ですし、一人暮らしを考えた場合、その倍の値段はすると思っておいた方が良いでしょう。
また、運よく条件に合った物件を見付けることができても、内覧のアポイントメントが全く取れないといったことが日常茶飯事で起こります。
聞くところによると、一軒新たな物件の情報がサイトに載るだけで、即日中に数百件ものアクセスが集中してしまうそうです。
それほどまでに競争率の高い物件の内覧予約を勝ち取ることが、宝くじを当てるくらい至難の業であることは想像に難くありません。
ハウスオーナー側も、数百件もの応募の中から適任者を選ぶのは相当骨の折れる作業だと思います。
そもそも全てのメッセージに目を通すとはとても思えないので、やはり早い段階で応募のあった人の中から、最もふさわしいと思えるような魅力的な文面を送信してきた候補者が、返事をもらいやすい傾向にあるようです。
アイルランドでの家探しの際には、基本的にはこれらの情報サイトを駆使して物件探しを行うのですが、このほかにもFacebookのコミュニティグループに所属したり、現地での友人や知人の紹介を通して住む場所を見付けたという人もいるそうです。
いずれにしても、物件情報の更新があったらすぐに返事を送り、内覧の予約を取り付けるところまでいかない限りは、住む場所を確保するのは難しいと言えるでしょう。

日本にいるうちから家探しをしたいけど、ここがネックになってしまうのよね…
現地に行かないと物件を下見できない点や、引っ越し可能時期が自分の渡航のタイミングとうまく合致しないと住むことができないという要素が筆者の足枷となって、今回はもう少し渡航時期をずらすことに至った事実もあります。
秋口になって現状がどう変化しているのか、今は未知数ですがとにかく慎重に見守っていくしかなさそうです。
まとめ
以上の理由から、5月末に渡航するはずだったアイルランドへのワーホリを、9月末まで引き延ばすことにしたのですが、残りの約3か月半でやれることは精一杯やっていくつもりでいます。
ダラダラと延長してしまったことによる渡航へ向けてのモチベーションの維持が今後の課題とも言えそうですが、まとまった時間ができたことで、今まで以上に入念に情報を集めることができそうなので、そういった点は素直にプラスに捉えています。
この猶予を無駄にしないためにも、もうすでに渡航されている先人の皆様の知恵や経験談から筆者も色々と勉強させて頂きたいと思っています。
そして、今回の人生最後のワーホリ生活がオランダの時のように失敗に終わらないよう、筆者なりに一生懸命努力していきますので、今後とも筆者の投稿にお付き合い頂けるととても嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではまた、See you soon!
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