アイルランドワーホリブログ~新年早々インフルエンザに罹りました~

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ireland-thumbnail アイルランド

みなさん、新年明けましておめでとうございます!ゆっぽです。

ついに迎えた2023年、うさぎ年。

日本のみなさまは年末年始、どのように過ごされたでしょうか?

ぬっぽ
ぬっぽ

アンタ最近Twitterの方にも全然顔出していないらしいじゃない!フォロワー舐めてるの?

ゆっぽ
ゆっぽ

いや~それが元旦早々インフルにやられてしまい…ずっと屍になっておりました…

ぬっぽ
ぬっぽ

なんですって!?アンタ年末年始はホテルでゆっくり大人時間を過ごすわ~♪ってイキってなかった?

ゆっぽ
ゆっぽ

…返す言葉もございません…

というわけでタイトルからもすでにお察しの通り、筆者は新年早々インフルエンザにかかってしまい、この数日間瀕死状態にありました。

本来であれば今回の記事では筆者の住む街、ダン・レアリーに佇むラグジュアリーホテル、「ロイヤルマリンホテル」の宿泊記をみなさまにお届けしたかったのですが、ご覧の通りこのような有り様になってしまったため、急きょ内容を変更して筆者の年末年始の一部始終をみなさんとシェアしていきたいと思います。

さきほどぬっぽも少し触れていた通り、筆者は大晦日(12月31日)~1月2日にかけて、一人豪華に(寂しく?)ホテルで年越しを迎えようと計画していました。

今回は筆者の身に悲劇が降りかかるまでの出来事を、時系列に沿ってお伝えしていきたいと思いますので、お時間のある方はぜひ最後まで読んでいっていただけると嬉しいです。

それでは、どうぞ!

大晦日(12月31日)

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ホテル外観。

施設名:ロイヤル マリン ホテル (Royal Marine Hotel)
住所:Marine Rd, Dún Laoghaire, Dublin, A96 K063
TEL: (01) 230 0030
アクセス:Dun Laoghaire駅から徒歩約5分

新年を間近に控えた大晦日の夕方。

筆者が意気揚々と向かった先は、ダン・レアリーの中でも屈指の人気を誇るリゾートホテル、「ロイヤルマリンホテル」です。

豪華なエントランスをくぐります。

チェックインが夕方4pm以降という遅めの時間だったこともあり、日が暮れてからホテルに向かった筆者ですが、ホテルに到着するなり写真のような見事なライトアップが盛大に出迎えてくれました。

きらびやかなエントランスをひとたびくぐると、大晦日ということもあり大規模なパーティーが行われていたのか、ロビー横のイベント会場では豪華な衣装に身を包んだ地元民たちが、盛大に祝杯をあげている最中でした。

チェックインにはすでに長蛇の列が。

その様子を横目に見ながらチェックインを済ませるため、いそいそ受付へと向かった筆者ですが、フロントデスクにはすでに長蛇の列が出来ており、観光客と思しき人々が首を長くして自身の順番が来るのを待っているところでした。

筆者はあらかじめ早い時間に到着し、荷物を預けたり書面での手続きはもう一通り済ませてあったため、あとはカードキーを受け取るのみだったのですが、とはいえこの長蛇の列に一人颯爽と割り込むわけにもいかず、結局素直に並ぶことにしました。

サンタも迎えてくれました。
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ロビーにはジンジャーブレッドハウスが。

海外ではクリスマスが過ぎてもツリーやその他のオーナメントをしばらくの間はそのまま放置している場合がほとんどで、こちらのホテルでもサンタクロースのモニュメントや手作りのジンジャーブレッドハウスなど、季節感あふれるデコレーションの数々を拝むことができてワクワクしました。

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ディナーはこちらでいただきます。

無事にチェックインを済ませ、部屋に荷物を預けるとほどなくして夕食の予約時間になったので、再びロビー階へと降りて目的地のレストランへと向かいました。

ロイヤルマリンホテルには主要なレストランがいくつか併設されているのですが、今回はその中でも主にディナータイムに活用されているレストラン、「Hardy’s Bar & Bistro」へとお邪魔しました。

照り焼きサーモンや特製サンドイッチ、フィッシュタコスなどどれも魅力的なメニューが並んでいたのですが、やはりビールに最も合うにはこれしかない!と筆者が注文したのが写真のビーフバーガーです。

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ビーフバーガーとビール。

付け合わせのポテトに隠れてしまっていますがバーガー自体も非常にボリューム満点で、トロットロのチーズにオニオンやピクルスなど、まさに海外感あふれる贅沢なバーガーに仕上がっていました。

一緒に注文した「ROCKSHORE」というラガーもスッキリのど越しが爽やかで、肉厚ジューシーなバーガーとの相性もピッタリでした。

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デザートのオレオチーズケーキ。

そしてもちろん、忘れてはならないのが食後のデザートです。

こちらのオレオチーズケーキ、その可愛らしい見た目もさることながら味もまさに絶品で、オレオのクランブルのザクザクとした食感と、チーズケーキのクリーミーな味わいが一体となって素晴らしいハーモニーを奏でていました。

そんなこんなで大満足な夜を満喫した筆者ですが、前日にあまり寝ていなかったせいもあり、この日は特に疲労が溜まっていたので、新年のカウントダウンを待たずに早めに就寝することにしました。

ゆっぽ
ゆっぽ

この時までは心身ともに特に何の異常もなかったんだけどね…

元旦(1月1日)

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一人で泊まるには広すぎる部屋。

ベッドに入ってから数時間が経過した頃、突然その予兆は訪れたのでした。

ゆっぽ
ゆっぽ

あれ…なんか喉がイガイガする…かも…?

普段、筆者は風邪を引いたときは必ず決まって喉から真っ先に症状が出るのですが、なんとここにきて突然不穏な喉のイガイガ感に襲われたのです。

その頃、外では新年を迎えた地元のアイリッシュたちがお酒を飲んではどんちゃん騒ぎを繰り広げているのか、ひたすら誰かが叫んでいる声が遠くから聞こえていました。

そして朦朧とした意識の中、次に筆者が感じたのは異常なまでの体の熱さとそれに反するように襲い掛かる悪寒です。

ゆっぽ
ゆっぽ

熱い…でも寒い…これってもしや…?

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ベッドもキングサイズです。

そんなこんなで混濁した意識の中、元旦の朝を迎えた筆者の胸騒ぎが確信に変わったのが、ベッドから起き上がろうとした際に感じた激しく頭がかち割れるほどの頭痛です。

ゆっぽ
ゆっぽ

あ…これはマジでアカンやつや…

そう感じた時にはもうすでに手遅れで、そこからは怒涛の勢いで症状が悪化の一途を辿っていきました。

しかし何故か意外なところでドケチ根性を発揮(?)した筆者は、予約したプランに朝食が込みであったことを思い出し、なんとフラフラになりながらもその足で朝食会場へと向かっていったのでした。

当然のことながら食事はまともに喉を通るはずもなく、ただ夜中に大量に汗をかいたせいで失われた水分を取り戻すため、ひたすらアップルジュースをがぶ飲みしてそそくさと部屋へ戻ってきたのでした。

そこからはもう、ただひたすらにベッドの上でうなされるだけの地獄の時間でした。

ゆっぽ
ゆっぽ

アタマイタイ…ノドカワイタ…カラダイタイ…

呪文のように一人でブツブツと呟いたところで、このだだっ広い空間には筆者一人しかいません。

お粥を作って看病してくれるような献身的なパートナーは、今この地球上には存在していないのです。

ここにきて改めてその現実を否応なく突きつけられたような気がして、絶望に暮れる筆者。

かくして元旦の夜は残酷なまでに過ぎていったのでした。

ぬっぽ
ぬっぽ

なんか色々ドラマチックに書いてるけど要は丸一日寝込んでたってことね?

ゆっぽ
ゆっぽ

そういうことだぜバディ!

1月2日

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久々のバスタブ。

翌朝。やはり大量の発汗により体がベトベトになってしまった筆者は、なんとか持ち合わせている全てのエネルギーをかき集めて湯船に浸かることにしました。

ゆっぽ
ゆっぽ

お風呂に入れば身体もあったまるし、少しは具合も良くなるかも…

そう淡い期待を込めて久々のバスタブに身体を沈める筆者。

普段生活しているシェアハウスでは、電話ボックスのような激セマなシャワーブースでしかシャワーを浴びることができないため、このようなちゃんとした「お風呂」に浸かるのは本当に久しぶりでした。

熱のせいで体温が狂っている影響か、いくら浸かっても心底温まったとまでは感じることができない違和感。

さすがにこれ以上はのぼせてしまうと思い、重い腰を上げて湯船から立ち上がり、身体を拭いていたその時でした。

突然、全身の痺れと共に激しい不快感に襲われ、思わずその場で倒れこむ筆者。

ゆっぽ
ゆっぽ

…くそぉ…なんとか着替えてベッドへと戻らねば…!

頭では理解しているのですが、いかんせん体が言うことを聞かないのです。

起き上がろうとしても、手足を動かそうとしても、とにかく何をしても気持ち悪い。

そんな状況の中、ついに筆者はバスルームからベッドへと戻る途中の床で力尽き、朽ち果ててしまいました。

…全裸で。

これが今後、世に語り継がれていくであろう怪奇事件の一つ、「アラサー女、ホテルの一室にて全裸で卒倒事件」です。

ぬっぽ
ぬっぽ

アンタ新年早々なかなかやるわね!ちょっと見直したわ!

ゆっぽ
ゆっぽ

今年は筆者の年だから何をやっても許されるのさ♪

冗談はさておき、この日はチェックアウトの日でもあったので、筆者は相変わらずこれっぽっちも回復していない、鉛のように重い体を引きずって、何とかホテルを後にしました。

ゆっぽ
ゆっぽ

この日のために高いお金払ったのに、本当に何もしていない…ぴえん(/_;)

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COVID検査キット。

帰り道、立ち寄った薬局で購入したのが上記の写真にもある、「コロナ自宅検査キット」です。

次の日から仕事が控えていた筆者は、今の状況ではとても出勤ができる状態ではなかったため、オーナー夫妻に事情を話して休ませてもらうことになったのですが、その際に夫妻からアドバイスを受けたのが、コロナの検査を自宅に帰ったら必ず受けて欲しいということでした。

この「コロナ自宅検査キット」は一つのパッケージの中に5回分の検査キットが封入されており、説明書を読みながら手順通りに検査を行うことで自宅でも簡単に陽性、陰性の判断ができる大変便利なツールになっています。

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コロナは陰性でした。

筆者もさっそく、家に帰ってから検査を行ってみたところ、幸いなことに陰性という結果が出たので今回の病気は少なくともコロナではないということが判明しました。

ゆっぽ
ゆっぽ

しかし風邪にしては治るのが遅すぎる…となるとやはりインフルなのか?

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シェアメイトが分けてくれた風邪薬。

家に帰ってシェアメイトにもそれぞれ事情を説明したところ、そのうち心配したコリアン男性(30代)のハウスメイトが上記のような、風邪によく効くと言われる韓国の漢方のような薬を提供してくれました。

ゆっぽ
ゆっぽ

ありがたや~♪さっそくお湯に溶かして飲んでみよう♪

とても健康的な味のする粉末でしたが、何回か試したものの残念ながら決定的な回復効果は得られませんでした。

ゆっぽ
ゆっぽ

くぅ~ダメか…ならばこっちはどうだ!

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風邪に一発で効くと言われているレムシップ。

コロナの検査キットと合わせてもう一つ、薬局で購入したのが上記の写真にもある「レムシップ」と呼ばれる風邪薬です。

このレムシップというお薬ですが、薬というよりはお湯に溶かして飲むタイプのレモン味パウダーなのですが、イギリスやアイルランドをはじめとするヨーロッパ地域では人気が高く、これを飲めば風邪なんて一発で治る!との呼び声も高い製品となっています。

ゆっぽ
ゆっぽ

どれどれ…頼むでぇ~ゴクゴク…おっ!普通に飲みやすいやん!レモンの酸味も良い感じ♪

飲みやすさやコスパの観点からは確かに優れた商品と言えそうですが、肝心の効き目については正直、期待したほどの効果は得られませんでした。(普通の風邪だったら効くのかも?)

ゆっぽ
ゆっぽ

何を飲んでも一向に良くならない…やっぱりただの風邪じゃないのか?

体力も大分落ちてきてしまい、心身ともに諦めかけていた1月4日。

ようやくここにきてベッドから起き上がれるまでに回復し、今を迎えているという状況です。

ぬっぽ
ぬっぽ

クラ…じゃない、ゆっぽが立った~!

まとめ

以上が筆者の地獄絵図のような2023年の幕開けハイライトになります。

ぬっぽ
ぬっぽ

今年ってホントにアンタの年なのかしら?なんかずいぶんと幸先悪いスタートだけど…

ゆっぽ
ゆっぽ

いや~異国の地で病気になるのはホントに辛いよ!ぬっぽも早くつがいを見つけて結婚した方がいいよ!一人…いや一羽はこの先寂しいよ~!

ぬっぽ
ぬっぽ

余計なお世話よ!アンタに言われなくたってキープはいっぱいいるんだから!

いつもこのブログを読んで下さっているみなさまには、投稿が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

また、Twitter上でいつも励まして下さっているみなさまにも、色々とご心配をおかけしてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

2023年も、マイペースで楽しくブログを続けていけたら良いなと思っておりますので、よろしければ引き続き、次回以降の投稿もお待ちいただけるととっても嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ではまた、See you soon!

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