コーヒーが美味しいオークランドのおすすめロースタリーカフェ5選

みなさん、こんにちは！ゆっぽです。

今回はニュージーランドのオークランドで絶品のコーヒーが味わえるカフェを5つ、ご紹介したいと思います。

ニュージーランドは世界的に見ても屈指のコーヒー競合国となっており、北島から南島に至るまで、レベルの高いカフェがあちこちに点在しています。

特にエスプレッソマシンを使用して作る「フラットホワイト」と呼ばれるコーヒーはもはやニュージーランドを代表する象徴的なコーヒーともなっており、現在では国内だけでなく世界各国のカフェでも定番のメニューとして提供されているほど人気です。

日本においても、AllpressやCoffee Supremeなど、ニュージーランド発のカフェが近年続々とオープンしていますよね。このことからもニュージーランドのカフェが世界的にも高く評価されているということがよく分かります。

実際、筆者がオークランドに滞在していた2014年～2015年にかけてもすでにこのコーヒーブームは到来していましたが、改めてリサーチしてみると、なんと更にブラッシュアップされたカフェたちが続々と誕生しているとのことで、これはぜひ取り上げるしかない！と今回のテーマを選ぶに至った次第です。

ちなみにオークランドでおすすめのカフェをピックアップするとなると、この投稿だけでは到底収まり切らないので、今回はコーヒー豆の焙煎所(ロースタリー)を併設しているロースタリーカフェにジャンルを絞ってご紹介をしたいと思います。

どのカフェも焙煎したてのフレッシュな豆を使用した極上のコーヒーを提供しているお店ばかりですので、コーヒー好きの方は特に要チェックですよ。

それでは、どうぞ！

3 Beans Coffee Roasters

はじめにご紹介するのはこちらのスリービーンズ・コーヒーロースターズです。オークランドのシティの中心部、スカイタワーから歩いてすぐのところに位置しており、2010年にオープンして以降、オフィスワーカーやコーヒー通など、確実にリピーターを増やし続けてきました。

エスプレッソマシンだけでなく、バッチブリューにも力を注いでいる数少ないカフェでもあり、シングルオリジンを使用したフィルターコーヒーやコールドドリップも楽しむことが出来ます。

また、スリービーンズではお客さまとのつながりを大切にしており、慌ただしいビジネスディストリクトに店舗を構えているにも関わらず、忙しい中時間を見つけて来店してくださる一人一人のお客さまへのホスピタリティに溢れた対応も欠かしません。

現在ではニュージーランド国内10店舗にコーヒー豆を卸していますので、気になる方はウェブサイトからチェックしてみてくださいね。

Atomic Coffee Roasters

続いてご紹介するのはオークランド市内で現在4店舗を展開している老舗コーヒーロースターの代名詞である、アトミックコーヒーロースターズです。筆者がオークランドで勤めていたカフェでも実はこのアトミックコーヒーの豆を使用していました。

本店でもあるキングスランド店は、週末だけではなく平日も多くのお客様で賑わっており、筆者も当時住んでいた家から近かったためよくを足を運んでいましたが、いつ訪れても満席ということが多かったです。

人気の秘密は焙煎への徹底したこだわりにあります。実験や測定、サンプリングといった試行錯誤を幾度となく繰り返し、納得のいくベストな豆の状態に仕上がるまで相当な手間暇をかけて一つ一つの豆を焙煎しています。それによって生み出されたコーヒー豆を使って淹れたコーヒーは、驚くほど繊細で奥深い味わいを演出しています。

本店に足を運ぶ機会があったらぜひ試して頂きたいのがTasting Tray（テイスティングトレイ）です。

アトミック自慢のエスプレッソに、ミルクを加えたピッコロ、そして季節限定のコールドブリューの3種類が一つのトレイで楽しむことができる、とってもお得なメニューになっていますので、こちらもあわせてチェックしてみてくださいね。

Chiasso Coffee Roasters

続いてご紹介するのは、オークランドシティから湾を隔てた向こう側にある街、デボンポートにお店を構えるチアッソ・コーヒーロースターズです。

こちらのロースタリーカフェはご家族で営んでおり、オークランドだけでなくニュージーランド各都市に良質なコーヒー豆を20年以上にも渡って提供し続けています。

焙煎するコーヒー豆は主にエチオピア、グアテマラ、コロンビア、ケニアなどの中南米、アフリカ地域から厳選したものを使用しており、焙煎を熟知したスタッフがそれぞれに適した温度や時間を調整しながら良質なコーヒー豆をプロデュースしているのも特徴です。

店内で美味しいコーヒーを味わえるのはもちろん、自宅でも気軽に美味しいコーヒーを淹れられるように、エアロプレスやV60など、それぞれの抽出方法に合わせたローストの豆を挽いて提供してくれるサービスもありますので、そちらもぜひ購入されてみることをおすすめします。

Eightthirty Coffee Roasters

エイトサーティーコーヒーロースターズは、元々は2009年にシティの北側に位置するKロードにてそのスタートを切りましたが、その人気ぶりが功を奏して現在はロケーションを南側に移し、The Roasting Departmentと名前を変えてコーヒー豆の焙煎所として運営を続けています。

現在はニュージーランド国内約80店舗のカフェにコーヒー豆を卸しており、スペシャルブレンドからシングルオリジンに至るまで、様々な豆のラインナップを取りそろえています。

また、生産者とのコミュニケーションを大切にしているカフェとしても知られており、持続可能性をモットーに掲げつつ、それぞれの農園と密に連携を取りながら公正な取引を目指している姿勢も高く評価されています。

コーヒーへの情熱に特化するため、オークランドの店舗においても基本はテイクアウトのコーヒーのみを主体に提供している、まさにコーヒー通のファンに愛されて続けているロースタリーカフェと言えます。

Ozone Coffee Roasters

最後にご紹介するのはオークランド市内から西側に車で10分ほど移動した先に突如彗星のごとくオープンしたオゾン・コーヒーロースターズです。

2019年にそのウェアハウスさながらの外観の店舗を構えたかと思うと、たちまち噂を聞きつけた地元のお客様で店内が溢れ、今では行列必須の人気店へと変貌を遂げました。

オークランドでは珍しいV60やサイフォン、エアロプレスでのコーヒーの提供もしており、その時々の気分に合わせて豆もカスタマイズすることができます。

また、ベースとなるブレンドもブラックコーヒーとミルクを使ったホワイトコーヒーによっても使い分けており、様々なお客様のニーズに応える工夫が随所に施されています。

コーヒーはもちろんのこと、フードメニューも大変魅力的な品ばかりですので、オークランドに訪れる機会があったらぜひ一度は並んででも試して頂きたいカフェの代表です。

まとめ

いかがでしたでしょうか？カフェの激戦区でもあるオークランドでは、それぞれの店が常連客やリピーターを増やすため、常に試行錯誤を繰り返して新しいアイデアを生み出し続けています。

今後は日本においてもさらなるニュージーランド発のコーヒーロースターが参入してくる可能性も高まってくるでしょう。

みなさんもオークランドを訪れる機会があったら、ぜひ今日ご紹介した店舗を訪問してみてくださいね。本場で味わうコーヒーはきっと一味も二味も違うと実感して頂けると思います。

ではまた、See you soon!